Catalinaにアップグレードして分かったDTM的問題点

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どうも。
思わぬところで問題が発生してえぇ…っとなっています。

さて、先日AvidからProTools 2019.12でCatalinaに対応したよってメールが来まして
そろそろアップグレードしてみるかって事でアップグレードを遂行しました。
というか、Mac OSさんの動作がなにやら不安的になってきたので
アップグレードで解消されないかなと考えたりしていました。

アップグレードに何分かかったのかは全く覚えておりません。
アップグレードを開始して布団に転がったらそのまま寝落ちてしまって気がついたら夜中でした…。

Catalinaにアップグレードして見た目がそれほど変わった訳ではなく
動作も別に早くも遅くもなっておらず、なんなら不安定な挙動もそのまま引き継いでおり
なんでや!と心の中でツッコミを入れつつやはりクリーンインストールか…と絶望を感じています。

あと権限がやたら複雑になりました。
Androidが5から6に変わった時に権限をそれぞれ許可しなければいけなくなったのと同じ感じです。
権限が必要となる動作をしようとするたびに確認ウインドウが出てきて正直ウザいです…。
セキュリティソフトでマルウェア対策はそこそこしっかりしてるので
確認はWindows程度で良いんですが、なぜそこまで厳重にしてくるのか。
Windowsにシェアが持っていかれる理由がよくわかりますね。最近のMac OSは使いづらすぎる…。
私もDTMerじゃなかったらそろそろMacは見限っていたかもしれません。

ProToolsさん自体の挙動は特に問題なく、QuickTimeが絡む系が使えないらしいですが、
DTMを初めてこの方ほぼビデオをインポートしたことが無いので無問題です。
気になった点としてはCPU使用率が以前より上がった気がします。

しかし、問題はある時急に起こります。
最新のプロジェクトを使っている間は全く問題ありませんでした。
というのも最近のプロジェクトはほぼWavesのプラグインを使っていないためです。
Wavesのプラグインは私の所有している多くが未だにv9でアップデートも降りてきません。

そんな中、Waves v9が入っているプロジェクトを開くやいなや「ドーン!」

これはH-Delayが刺さっているためですが、その他も多分全部出ます。
コレの前にWavesLibも同じような表示が出ました。
ちなみにこれが出た後ProToolsさんは強制終了しました。
Wavesのプラグインが多量に刺さっている場合、全部許可するまで永遠強制終了→起動の連続です。

コレが出た瞬間に「あっ…これあかんやつや…。」ってなりました。
どうやら開発元検証がCatalinaで強化されたのだと思います。
Waves自体はHigh Sierra以前から持ってますが、このような表示が出たのは初めてです。

今の所これ以外の私が所有しているプラグインは問題なく動いているので
問題があるのはWavesのv9以前のプラグインだけですが、
もしかしたら似たような挙動をするプラグインが他にもあるかもしれません。

思わぬところに地雷が隠れているMac OSのアップグレード…。
Adobeのソフトウェアの相性もAMD GPUと今ひとつな感じなので、
Macが録音業界の業界標準が外れたらWindows一択にしてやろうと思っていたのですが、
残念ながら拡張性の高いMac Proが出てしまったので録音業界はまだまだMacが生き延びそうです。

というわけで今回はMacをCatalinaにアップグレードしたら地雷を踏んだというお話でした。
まだ今年投稿予定の記事が残っておりますのでお楽しみに。
ではまた。

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