【SONY】こいつまたイヤホン買ったってよ【WF-1000XM4】

4.5
商品レビュー
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どうも。
どうやら私だけ世間と時空が違うようでして、
気がついたら前回の更新から約3ヶ月半が経ってしまっておりました。

更新をさぼっている間に色々出来事がありまして、
新しい機材を買ったりなんだりかんだりした訳でありますが、
サボっていたというより怒涛の忙しさに飲み込まれ若干精神を病んでおりました。

現在進行系でそんな感じではあるのですが、
やっと忙しさにひと段落ついたので少し楽しいことをしようと思う次第です。
というわけでまたポツリポツリと記事の更新を再開していきたいなと思います。

前置きはさておきまして、
今回は最近流行りの
『完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン』
なるものを買いましたので簡単にレビューを書こうと思います。

最近流行りのとは言いつつも、
完全ワイヤレスのイヤホンが注目され始めたのは少し前の事で
AppleがAirPods Proなるものを出してからノイキャンと合わせて再注目されたイメージです。

そんな中なぜ今更完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンに手を出したのかと言いますと、
Sonyの完全ワイヤレスイヤホンの新モデルという事で興味が向いていたこと,
怒涛の忙しさに区切りが付き購買欲が増していたこと,
唐突の1万円近い値下げが実施されたこと、などの要素が重なったためです。
更にいえばMacBookの充電器を紛失しApple Storeに買いに行ったものの、
わざわざ遠出をしたのにも関わらずそれだけ買って帰るのもの虚しくなったので
近くのビックカメラに寄ったためでもあります。

そんな無計画な買い物の結果私は例のブツを手に入れてしまいました。
SONY WF-1000XM4

SONY WF-1000XM4 本体と外装箱

前世代のWF-1000XM3から本体・ケース共にコンパクトになり可愛らしい丸みのあるデザインになっています。
いつも思うのですが、『完全ワイヤレスイヤホン』あまり小型化されると無くしやすくなります。
時々道端にAirPodsのケースごと落ちてたりするので超絶リスキーです。
とは言っても携帯性が重視されるアイテムですのでそのあたりの両立は難しそうです。

さて、肝心の音質のレビューをしていきましょう。
予め前置きをしておきますが、私は完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンは初使用です。

WF-1000XM4のファーストインプレッションは「少し硬めで厚みのある音」でした。
耳障りな帯域などは特に無く心地よく聞けるサウンドになっています。
中低域から1kHzくらいまでの解像度はあまり高くないように感じられますが、
少し硬めで透き通った中高域成分が上手くカバーしており全体的なバランスは良好だと思います。
特に女性ボーカルの帯域が前に出てきており、
最近のPopsの傾向である厚みのある低音+透き通った女性ボーカルによくマッチします。
YOASHOBIの群青や怪物など聴いてみましたがこのために調整したようなすっぽり感です。

対して男性ボーカル曲はこの気持ちいい帯域から少し外れるため若干粗さが感じられます。
Rockなどの中域に音が集中しやすいジャンルだと少し粗が目立つかもしれません。
全帯域を使うクラシックやオーケストラ系のサントラなどは少し厳しい印象があります。
こういったジャンルを聴くのであればEQで400Hzを-3ほど削ると少し良くなります。

低音はSONYらしく強めに出ます。
強めに出ますが決して暴れるという事もなく輪郭のある低音が鳴ります。
電子系の楽曲だとビートがしっかり伝わってくるので気持ちよくなれます。
低音が気持ちよく出るので硬めの中高域が来ても軽さを感じることはありません。

音質の評価としてはジャンルを選ぶがハマると気持ちいいイヤホンです。
ジャンルによってEQの調整は必要ですが全くダメという事はないと思います。
身も蓋もない事を言いますと、
これ以上の音質を求めるなら素直に有線イヤホンを買うのが賢い選択だと思います。
良くも悪くもSONYサウンドに仕上がっているため、
そもそもSONYサウンドが苦手な方にはオススメしません。

ところで忘れてはいけないコイツの本領はノイズキャンセリングです。
これが非常に優秀で、ちょっとの騒音であればほぼ無音になります。
スイッチを入れるとす〜っと静かになるのは初めてだと感動しますね。
専用のアプリを入れると歩いたり走ったりすると自動的に外音取り込みモードになったりと便利です。
スピーク・トゥ・チャット機能を使うとイヤホンを付けたままコンビニなんかも行けそうです。
まあ対応する側からするとあまり良い気分ではないと思うのでオススメはしませんが、
完全ワイヤレスイヤホンという性質上付け外しを頻繁にやると紛失の確率が上がるので出先でちょっと飲み物を買うくらいであれば使ってもいいのではと思います。

あと付け心地や操作性についてですが、
最適なイヤーピースを使えばそれだけで充分な遮音性がありますし、
強めに頭を振っても耳から落ちることはありませんでした。
操作性についても左右で機能を割り当てる事ができ、タッチの感度も必要十分だと思います。

現時点での総評としては
初めての完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを探している人で
Androidスマホを使っている人にはとりあえずこれ買っとけとオススメできる
製品でした。
iPhone勢はAirPods Proの方が利便性高くていいと思います。
AirPods Proの音質が余程嫌いでなければApple以外の製品を選ぶ理由が無いです。

現在少し値下がりしている事もあり手頃な完全ワイヤレスノイキャンイヤホンだと思います。
有線イヤホンであればそこそこの価格帯ではありますが、
音楽再生以外の機能がわんさか乗っている事を考慮すれば手頃な製品だと感じます。
もし私のように興味はあるけどどうしよう…と迷っている人は第一歩にいかがでしょうか。

以上久々のレビュー記事でした。
それではまた。

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