どうも。
みなさまお久しぶりです。
前回の更新からなんと半年も経っておりました。
前回の記事でも冒頭に似たような事を綴った記憶がありますが
ブログのこまめな更新というやつが全く出来ない人間でございます…。
さて、最近はすっかり新しい機材の導入報告ブログとなりつつありますが
今回も例に漏れず新しい機材の導入報告記事となります。
なにか新しいものを買った時にしか更新しないのでこの頻度なのでしょうね。
今回購入したのはLEWITTというメーカーのLCT840というマイクになります。
LEWITTは比較的新しいメーカーですが、結構面白い製品を色々出している所です。
私が今回購入したLCT840というマイクは、マイク内に真空管が内蔵されている”真空管マイク”と呼ばれる物なのですが、電源ユニット側に指向性やPadの設定がついていて遠隔で操作するようにな仕様になっています。

私が普段レコーディングに使用しているマイクはAKGのC414 XLIIという有名なものですが、
このマイクは高域成分が豊富で透き通った音が録れる代わりに高域が強く出るタイプのボーカルなどを収録すると少しキンキンし過ぎる事があります。
そういった場合の選択肢として真空管マイクらしい柔らかい音のするマイクという事で前々から気になっていたLEWITTの製品を買ってみる事にしました。
(たまたまRock onで半額近いセールをしているのを見かけたからというのもありますが…。)
音質としては中低域に豊かな響きを持ち、
どちらかといえば男性ボーカルを気持ちよく聴かせる事のできるサウンドです。
全体的に音に厚みがあり、ドシッとした存在感があります。最後までチョコたっぷりって感じ。
芯がしっかりあるので存在感を際立たせる事ができます。
また繊細なニュアンスまでしっかり捉えられており、息遣いなんかが手にとるように伝わってきます。
ちょっと部屋の悪い鳴りまで拾っちゃってる気がしたので、このマイクを運用していくにあたって部屋のチューニングをしないといけないかもしれません。
ちなみに中の真空管をなんとなく覗いてみた感じではJJ Electronic製のECC83S(12AX7)という真空管のようです。
ただ、保証云々は置いておくとしても自前での真空管の交換はかなり厳しそうな感じでした。
LEWITTの保証が2年なので真空管が寿命を迎える頃にはとっくに切れている事でしょう…。
そうなったらその時にまた考えることにしようと思います。
このマイクを使いこなすには超えねばならない課題が色々ありそうですが、上手に向き合ってより良い作品作りに繋げられれば良いなと思います。
次はマスタークロックジェネレーターが欲しいなぁ…。なんちって。
それではまた。
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