物語を読んでいたら、ふと詩的な事を綴りたくなったので
こぼれ出るものをありのままに書きたいと思います。
はっきり言って人に読ませるためにきちんと考えたものではないので
細かいところは意識せずぼんやりと読んでみてください。
もしかしたら、なにか見つかるかもしれません。
時々思うことがあるんです。
「自分ってなんなんだろう…」って。
世の中にはプロ野球選手や有名な歌手みたいな自分の名前を世間に刻みつけている人がいます。
そんな人達に対して私はなんでもない。言ってしまえばありふれた1つの概念でしかない。
そんな気がするんです。
だから、どこか消えてしまいそうで。忘れられてしまいそうで。
自分の存在を。自分が生きた証をどこかに確実に残したいなって。
考えることがあります。
このインターネット社会の中で自分の名前を世間に広げるのは案外簡単なことのように思います。
思いっきり馬鹿なことをやって世間から外れてしまえばいいのです。
人々はそれを異様なものとして認識し記憶に残すでしょう。
でもそれでは本当の意味で存在を刻みつけることにはならないと。
私は感じています。
だって、そういう手段で残した存在は案外脆く簡単に消えてしまうから。
確実に自分の生きた証を残すには力不足なんです。
じゃあどうすればよいのか?
案外偉人というのは後世まで長く語り継がれるもので
もう1000年も前に生きた人の名前ですら残っています。
だから何か。凄いことをして世の中に知らしめたい。
でも私にはそんな力はない。少なくとも今の私にはそれができる力はありません。
そしてそれを身につける術も分からない。
そうやって時は過ぎ。終わりは刻一刻と迫ってきている。
それは本当に怖いし不安になる。だから時々無性に泣きたくなるし寂しいと感じます。
友達がいないから。恋人がいないから。
そういう人との繋がりとかそういったものではない。
なにか、どこかにぽっかり空いた穴があって
自分はその中で一人ぼっちなんじゃないかって。
私は無意味とわかっていて。
でもちょっとでもこの空いた穴を埋めたくて。
手っ取り早い方法に逃げました。
そう。今も。逃げ続けている。
そうやってもっと。
「自分ってなんなんだろうな」って。
ドツボにはまっていく。
最終的にどこにたどり着くのだろう。
本当にいま自分は存在しているのだろうか。
わからない。
その答えを見つけられるまで。
私はこの穴から抜け出すことはできないだろうと思います。
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